最新号記事抜粋

※敬称略、肩書きは掲載当時のものです。
一面 平成30年9月発行:第99号

空海と高野山の縁により唐密復興を後押し

入唐求法の足跡たどる順礼道「空海ロード」を開創

静慈圓(高野山 第五百十九世寺務検校執行法印)

昭和五十九年に、空海が遣唐使として中国に渡られ歩いた、約二千四百キロの道のりを踏破しました。中国に行った当初は、私の研究より書の方が先に知られることになりました。中国では、この人は書が出来るという噂はすぐに広まります。中国に渡った当時無名の空海が、福州の観察使に宛てた書や文章が評判になった理由は、書自体の素晴らしい表現に加え、漢詩や漢文から汲み取れる高い教養と深い思想なのです。高野山で書を学んだ私の書が中国で評判になったのも大師様のおかげですね。

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