心身一如のヨーガ

「ヨーガ禅」の開基である佐保田鶴治先生はインド哲学博士として学・行の両面からヨーガの研究・実践を為した希有な存在で、日本のヨーガ界に多大な影響を与えました。
ヨーガは古代インドで生まれた伝統的な修行法で、禅はサンスクリット語のディヤーナ、「瞑想」という意味です。佐保田先生はこのヨーガをあえて「ヨーガ禅」と標榜し、単なる健康体操とは一線を画した瞑想を中心とした行法であること、また心と身体を統合した心身一如の教えであること、完全なる健康法であり、幸福な人生を歩んでいくための大いなる道であるとして提唱しました。病弱だった自身の実践経験と研究を踏まえた、老若男女誰もが、やさしいヨーガの体操から始めて心身の安らぎを得ることができるやり方を確立し、その伝道に自身の生涯を捧げたのです。
佐保田先生が提唱したヨーガは単に知識を得るだけでは何の意味もありません。実際に自分で行い、それを毎日続けることが何よりも大事です。毎日、少しの時間でもヨーガを続けていくと、カラダが健康になるのを実感し、それに伴ってココロも次第に変わっていくのが実感できるはずです。一人ひとりがヨーガを続けることによって、自分だけではなく、他者にも、ひいては社会にも貢献することができるようになる、これがヨーガ禅の目指す道です。
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2023.06.04
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「石田祐雄前道院長 追悼瞑想会」開催報告を掲載しました
「石田祐雄前道院長 追悼瞑想会」を開催しました。 当道院のInstagramに開催報告を掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
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2023.05.31
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「月例ヨーガ禅会」7月スケジュール掲載のご案内
「月例ヨーガ禅会」7月のスケジュールを掲載いたしました。 詳細は同会の詳細ページをご覧ください。
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2023.05.20
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『たいまつ通信』23年5月号を発行しました
『たいまつ通信』23年5月号(127号)を発行しました。 主な掲載内容は以下のとおりです。 《1面インタビュー》 河野亮仙師(天台宗延命寺住職)「日常行としての梵字の普及を目指す」 …
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