最新号のご紹介
敬称略、肩書きは掲載当時のものです。
令和8年5月発行:第142号
『大乗起信論』と「無ではない」という問い
寺を継ぐ身からインド思想や仏教哲学を広く渉猟
北川 清仁(密蔵院住職)
学生時代、ウパニシャッドに始まり、仏教の中観、近代のオーロビンド・ゴーシュなど、インドに関連する多様な思想哲学を研究しました。その間、1人でインドを目指し、さらに中近東やアフリカまで陸路で旅もしました。そしていま再び研究テーマとなっているのが若い頃に惹かれた『大乗起信論』です。『起信論』では、単なるアーラヤ(阿頼耶)識縁起の因果関係に留まらない、真如と妄心の相互薫習による双方向の働きかけがあります。仏の側から見れば阿梨耶識(阿頼耶識)はすべて清らかで、私たちの側から見ればすべて汚れている、その両方が同時に成り立っているけれどもその和合という事態は理解を超えている。むしろ理解を超えているからこそ、そこに宗教体験の深みがあるのだと。
私にとっての核心は真如の実在の問題、「無ではない」ということです。その点を如来蔵の議論を通して自分なりに感じ取ろうとしてきたし、それを詩作の言葉にも表現していきたいです。
バックナンバー
一面を飾った方々。
敬称略、肩書きは掲載当時のものです。
1号~20号
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第20号
古川貞二郎
(前内閣官房副長官)一念一念と重ねて一生なり
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第19号
東隆眞
(金沢・大乗寺住職)坊さんとして世の中につくす
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第18号
丸山勇
(写真家)「仏像撮影は「太陽は一つ」をイメージ」
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第17号
高島龍照
(高島易断総本部神聖館会長)易の基本原理は三つ
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第16号
上川名清次郎
(東京信用金庫会長)ヨーガで健康の貯蓄を
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第15号
菅原信海
(妙法院門跡門主)仏と神と日本人
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第14号
上馬塲和夫
(医学博士・国際伝統医学センター次長)アーユルヴェーダは生命の科学
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第13号
山崎正
(福井大学名誉教授・(社)ヨーガ研究所主宰)“生活ヨーガ”は人生のヨーガ
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第12号
立川武蔵
(国立民族学博物館教授)空の思想とヨーガについて
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第11号
佐藤良純
(大正大学名誉教授)各教典の仏伝説話を語る
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第10号
甲田光雄
(医学博士)健やかに老いるために
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第9号
堀澤祖門
(大僧正・叡山学院院長)現代は理性による第四氷河期
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第8号
柳一夫
(新東京病院外科科長)明るく楽しく生きるために
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第7号
井上貴子
(大東文化大学助教授)南インドの音楽は神々の歌
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第6号
水島司
(東京大学教授)経済史学から見たインド社会
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第5号
島薗進
(東京大学教授)新新宗教の現場を歩いて
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第4号
田上太秀
(駒澤大学教授)善なるものとはーあらゆる生物のためになるもの
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第3号
大貫稔
(浦和短期大学学長)西洋医学から見たヨーガのあらゆる効用
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第2号
保坂俊司
(麗澤大学教授)仏教ヨーガは日本を救う手段
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第1号
奈良康明
(曹洞宗総合研究センター所長)ヨーガと禅を語る