最新号のご紹介
敬称略、肩書きは掲載当時のものです。
令和8年7月発行:第143号
別所が生んだ「無縁」のネットワーク
「新しい伝統をつくる」次代への構想を語る
福家俊彦(天台寺門宗総本山三井寺長吏)
三井寺は交通の要衝にあり、中世には修験や芸能・職能民のネットワークが発達しました。境内の南側には「別所」とされた地域があり、正規の僧侶だけでなく社会の枠組みから外れた人々が身を寄せ、一種のアジール(避難所)にもなっていました。
天台の根本には平等思想があります。私も平等・自由であることが最も大事な価値観だと考えています。歴史上の別所が担ってきたのも、まさにそういった役割だったと思います。『男はつらいよ』の寅さんのような人がそれなりに生きていける余地を、社会のどこかに確保したいと考えてきました。そして、故松岡正剛さんと共に「近江ARS」というプロジェクトで試みてきた、誰もが同じ土台に立って話せる「座」の文化を、別所という形で境内に具体化しようと計画しています。十年、二十年かけてやっていく仕事であり、私の代で終わるものではありません。単に伝統を守るだけでなく、新しい伝統をつくっていくんだという意識を、次世代の若いお坊さんたちにも持ってもらいたいですね。
バックナンバー
一面を飾った方々。
敬称略、肩書きは掲載当時のものです。
1号~20号
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第20号
古川貞二郎
(前内閣官房副長官)一念一念と重ねて一生なり
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第19号
東隆眞
(金沢・大乗寺住職)坊さんとして世の中につくす
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第18号
丸山勇
(写真家)「仏像撮影は「太陽は一つ」をイメージ」
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第17号
高島龍照
(高島易断総本部神聖館会長)易の基本原理は三つ
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第16号
上川名清次郎
(東京信用金庫会長)ヨーガで健康の貯蓄を
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第15号
菅原信海
(妙法院門跡門主)仏と神と日本人
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第14号
上馬塲和夫
(医学博士・国際伝統医学センター次長)アーユルヴェーダは生命の科学
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第13号
山崎正
(福井大学名誉教授・(社)ヨーガ研究所主宰)“生活ヨーガ”は人生のヨーガ
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第12号
立川武蔵
(国立民族学博物館教授)空の思想とヨーガについて
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第11号
佐藤良純
(大正大学名誉教授)各教典の仏伝説話を語る
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第10号
甲田光雄
(医学博士)健やかに老いるために
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第9号
堀澤祖門
(大僧正・叡山学院院長)現代は理性による第四氷河期
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第8号
柳一夫
(新東京病院外科科長)明るく楽しく生きるために
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第7号
井上貴子
(大東文化大学助教授)南インドの音楽は神々の歌
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第6号
水島司
(東京大学教授)経済史学から見たインド社会
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第5号
島薗進
(東京大学教授)新新宗教の現場を歩いて
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第4号
田上太秀
(駒澤大学教授)善なるものとはーあらゆる生物のためになるもの
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第3号
大貫稔
(浦和短期大学学長)西洋医学から見たヨーガのあらゆる効用
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第2号
保坂俊司
(麗澤大学教授)仏教ヨーガは日本を救う手段
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第1号
奈良康明
(曹洞宗総合研究センター所長)ヨーガと禅を語る