最新号のご紹介
敬称略、肩書きは掲載当時のものです。

令和5年11月発行:第130号
東寺の大法会で開眼されたネクストマンダラ
祈りと瞑想で自らが無になって創作
小松 美羽(現代アーティスト)
今回描いたマンダラは国宝の両界曼荼羅とほぼ同じサイズで、厳しい世界と寛容の世界の一対二幅を描かせてもらいました。私は全ての宗教や宗派に対して平等に見るようにしていますので、誰が見ても何か自分のアイデンティティと少しでも近しいものを感じてもらえるように、ネクストマンダラには敢えて仏の姿を入れていません。
深い祈りや瞑想の中では、人種や国境を越えて、文化や宗教などの違いも無く、地球そのもの、宇宙そのものを故郷だと感じます。科学がいかに進歩しようとも、魂が本当に求めているものに私たちが目覚めれば、目に見えるものと見えないもの全てが〝インドラの網〟のように繋がり合い響き合う、「大調和時代」へ転換していくはずです。そんな未来図としてのネクストマンダラを今回描かせて頂き、これからも祈りと瞑想、そして絵筆を通して自分自身に与えられた使命を全うしていけるように願っています。
バックナンバー
一面を飾った方々。
敬称略、肩書きは掲載当時のものです。
121号~140号
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第130号
小松 美羽
(現代アーティスト)東寺の大法会で開眼されたネクストマンダラ
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第129号
パロミタ友美
(バウル行者)現代バウルを代表するパルバティに弟子入り
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第128号
外川昌彦
(東京外国語大学教授)日印交流の種まいた岡倉天心からひも解く
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第127号
河野亮仙
(天台宗延命寺住職)日常行としての梵字の普及を目指す
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第126号
飛鷹全隆
(真言宗長者)東寺長者の御修法〝大阿〟は53年ぶり
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第125号
ニディーシュ・カリンビル
(カラリパヤットゥ・グルッカル(師範))インド武術“カラリ”に捧げた人生・・・第二章を日本で
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第124号
北西剛
(日本アーユルヴェーダ学会理事長)伝統医学の健康観で積極的な予防・養生を
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第123号
張本研吾
(イタリア・ナポリ東洋大学研究員)ヨーガとヨーガ学派の違いに着目
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第122号
柴田文啓
(臨済宗妙心寺派開眼寺住職)定年後、第二の人生は禅僧として生きる
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第121号
釋満潤
(日本佛光山総住職)生きがい求めて星雲大師の人間仏教と出合う