最新号のご紹介
敬称略、肩書きは掲載当時のものです。
令和8年7月発行:第143号
別所が生んだ「無縁」のネットワーク
「新しい伝統をつくる」次代への構想を語る
福家俊彦(天台寺門宗総本山三井寺長吏)
三井寺は交通の要衝にあり、中世には修験や芸能・職能民のネットワークが発達しました。境内の南側には「別所」とされた地域があり、正規の僧侶だけでなく社会の枠組みから外れた人々が身を寄せ、一種のアジール(避難所)にもなっていました。
天台の根本には平等思想があります。私も平等・自由であることが最も大事な価値観だと考えています。歴史上の別所が担ってきたのも、まさにそういった役割だったと思います。『男はつらいよ』の寅さんのような人がそれなりに生きていける余地を、社会のどこかに確保したいと考えてきました。そして、故松岡正剛さんと共に「近江ARS」というプロジェクトで試みてきた、誰もが同じ土台に立って話せる「座」の文化を、別所という形で境内に具体化しようと計画しています。十年、二十年かけてやっていく仕事であり、私の代で終わるものではありません。単に伝統を守るだけでなく、新しい伝統をつくっていくんだという意識を、次世代の若いお坊さんたちにも持ってもらいたいですね。
バックナンバー
一面を飾った方々。
敬称略、肩書きは掲載当時のものです。
41号~60号
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第60号
達野百合子
(Be born助産院)母と子の心身の健康を目指して
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第59号
加地伸行
(立命館大学教授)沈黙の宗教-儒教
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第58号
吉津宜英
(駒澤大学教授)「自灯明・法灯明」を生きる
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第57号
三橋健
(國學院大學大学院客員教授)「清く正しく美しく」生きる
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第56号
信子ナルマダー
(リシケーシ在住)シヴァ-ナンダ師の教えに導かれて
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第55号
香取薫
(インド・スパイス料理研究家)インドの家庭料理で健康に
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第54号
武田道生
(宗教学者)人は存在としては死なない
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第53号
篠原鋭一
(自殺防止NPO理事長)「自分であれ他人であれ、殺してはならない」
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第52号
平本夢想
(画僧)病に導かれて画僧の道へ
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第51号
カルロス・グェラ、中村徳子ご夫妻
(インド音楽家)自分自身を音楽に捧げる
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第50号
坂本要
(仏教民俗学者)念仏は一種の呼吸法に基づいている
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第49号
HSシャルマ、イナムラ・ヒロエ・シャルマご夫妻
(大阪アーユルヴェーダ研究所)二人三脚でともに歩んだ30年
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第48号
北本福美
(音楽療法士)「老い」や「死んでいく」ことに寄り添う
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第47号
大下大圓
(飛騨千光寺住職)「道」…誰かが最初の一歩を
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第46号
中井吉英
(心療内科医)心療内科はからだとこころを分けずに診る医療
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第45号
ツプテン・パルダン
(ラダックの高僧)生命を尊び、仏の教えを守って生きる
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第44号
赤松隆成
(法住寺住職)心から声にして歌うことが仏の道
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第43号
山崎泰廣
(高野山真言宗大僧正)三昧は緊張と弛緩のバランスが大事
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第42号
石上善應
(淑徳短期大学学長)「往生を誤らざる事」
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第41号
杉谷義純
(寛永寺両大師堂輪番)宗教間の対話・協力に尽力