バックナンバー
敬称略、肩書きは掲載当時のものです。

令和3年11月発行:第118号
強くしなやかな体に変わる奥深い健康法
南インドの武術「カラリパヤットゥ」を日本に広める
浅見千鶴子(NPO法人日本カラリパヤットゥ協会)
南インドのケーララ州に伝わる武術、カラリパヤットゥ(通称カラリ)の道場に正式入門し、十数年にわたって日本での普及につとめてきました。カラリは、様々な木製や鉄製の武器を自在に操る巧みな武器術が特徴として知られており、流れるような美しい動きを通して、身体・心・精神の統一化を目指します。日本での普及にあたっては、まずはヨーガのように健康法として広く認知してもらいたいと思っています。カラリは武術の側面もありますが、日常の基本動作にも直結しているので、疲れにくく怪我をしにくい体に変わっていきます。簡単なストレッチにも伝統が生かされており、子供から高齢者まで体力に関係なくその良さを実感できます。
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一面を飾った方々。
敬称略、肩書きは掲載当時のものです。
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第127号
河野亮仙
(天台宗延命寺住職)日常行としての梵字の普及を目指す
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第126号
飛鷹全隆
(真言宗長者)東寺長者の御修法〝大阿〟は53年ぶり
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第125号
ニディーシュ・カリンビル
(カラリパヤットゥ・グルッカル(師範))インド武術“カラリ”に捧げた人生・・・第二章を日本で
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第124号
北西剛
(日本アーユルヴェーダ学会理事長)伝統医学の健康観で積極的な予防・養生を
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第123号
張本研吾
(イタリア・ナポリ東洋大学研究員)ヨーガとヨーガ学派の違いに着目
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第122号
柴田文啓
(臨済宗妙心寺派開眼寺住職)定年後、第二の人生は禅僧として生きる
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第121号
釋満潤
(日本佛光山総住職)生きがい求めて星雲大師の人間仏教と出合う
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第120号
ハナムラチカヒロ
(大阪府立大学准教授)風景“異化”でモノの見方が変われば世界は変わる
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第119号
加納和雄
(駒澤大学准教授)中世南インドの料理書『料理の鏡』『心の喜び』を研究
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第118号
浅見千鶴子
(NPO法人日本カラリパヤットゥ協会)強くしなやかな体に変わる奥深い健康法
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第117号
林久義
(ウッディヤーナ山タルタン寺山主)師の教え「ダルマを形に顕す」に邁進
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第116号
伊藤佳代
(台湾・国立中山大学西湾学院助理教授)台湾留学が宗教音楽の黎明期と巡り合わせ歌手に
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第115号
横地優子
(京都大学大学院文学研究科教授)女神信仰の背景に南アジアの基層文化が影響か
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第114号
藤野正寬
(京都大学オープンイノベーション機構特定助教)集中瞑想と洞察瞑想を脳科学から分析
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第113号
中牧弘允
(吹田市立博物館特別館長)二〇二五年大阪・関西万博に向けて
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第112号
原田憲一
(比較文明学会会)災害が肥沃にしてきた恵み豊かな日本列島
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第111号
岡澤恭子
(絵解き師)「涅槃図」の絵解きに全身全霊を込め
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第110号
堀澤祖門
(三千院門跡門主)追悼 石田祐雄道院長
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第109号
矢野道雄
(京都産業大学名誉教授)科学の面からインド文化を広く捉え直す
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第108号
村川治彦
(関西大学人間健康学部教授)よみがえりの地・熊野から新たに潮流を